先日、宣材写真について相談を受けました。
「身近な人に撮ってもらったけれど、周りから実物の方がいいと言われることが多いんです。」
「自分でも納得できていないけれど、これが自分なのかなと思って使っています。」
そんなお話でした。
実は、この相談は決して珍しいものではありません。
これまでも何度も同じような相談を受けてきました。
私からすると、本当に残念なことです。
本来、プロフィール写真や宣材写真は、その人の価値や魅力を伝え、引き上げるために存在するものだからです。
それなのに、写真によって本来の魅力が十分に伝わらなくなっている。
そんなケースを少なからず見てきました。
誰でも簡単に写真を撮れる時代になりました。
スマートフォンの性能も上がり、カメラも身近な存在になっています。
だからこそ、
「撮れること」と
「伝わること」の違いが見えにくくなっています。
写真は単なる記録ではありません。
特に経営者や個人事業主、これから採用を考えている企業にとっては、写真そのものが名刺であり、第一印象になります。
まだ会ったことのない人が、最初に出会うあなたです。
どんな表情をしているのか。
どんな雰囲気を持っているのか。
どんな人なのか。
相手は写真から無意識に読み取っています。
実物に会った時に、
「写真通りですね」
そう言われる写真。
むしろ、
「写真以上に素敵ですね」
と感じてもらえる写真。
そんな写真こそ、本当に価値のある写真だと思っています。
今使っている写真は、
あなた自身を伝えていますか?
もし少しでも違和感があるなら、一度立ち止まって見直してみる価値があるかもしれません。
写真は、自分の価値を伝える大切なツールだからです。
※今回のサムネイルに使用した写真は、パリで出会ったナタリー!
自然体で見せてくれた表情がとっても素敵
写真家 幸野朱里

