「2015年に開催した女性ヌードの写真展「解放」
なぜ、この解放というテーマを付けたのか。
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ヌード撮影をされる皆さんから、
なにか、現状の変化をのぞんでいたり、
今よりもっと飛躍していきたい!という想いを感じたからです。
と、当時は思っていました。
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今は、
この考えは、その当時の自分の事だったのだと。思っています。
自分自身が、日々写真を撮って、プロとして活動していく中、
常に近くにある「写真という存在。」
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「私にしか撮れない作品はなにか!?」
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と模索をしている中で出会った、ヌードの撮影という
一つのテーマ。
このテーマと向き合うことを与えられて、
いったい自分に何ができるのだろうか。。。
そういった模索しながらも、撮影に臨んでいた時期でした。
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だからきっと、
引き合わせがあって、そういった気持ちをお持ちであった
撮影された皆さんとの出会いがあったのだと
感じています。
当時、撮影をされる皆さんから、
(撮影に臨んだ理由など聞かせていただくと、)
「解放」
という言葉がしっくり来ていました。
「解放」
ありのままの姿を写真に残す。ヌード写真は-自分史-です。
女性写真家が残す、ヌード写真。
もっと自分を自由に。あなたのありのままを見つめてほしい。
そこから、もっと素晴らしい時が始まる。
写真展では、やはり作者の想いが強く反映されます。
きっと、当時の私が
「解放」を望んでいたんだと、今、気づかされます。
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□写真家 幸野朱里
名古屋を拠点に、女性ヌード撮影を行っています。
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