服を脱ぐこと≠裸になること
女性のヌード撮影をしていて、
お客さんが裸になって撮影してほしいという依頼があるので、
その撮影現場があるのですが、
皆さん、私と対峙して撮影現場にいらっしゃると
自然に、「服を脱ぐ」ことをされます。
これって、当たり前の様ですが
当たり前ではないと私は思っています。
ヌード撮影と言っても、
裸になるのが、「心」であれば、
服を着ていても、それは「ヌードの作品」だと、
私は思っているからです。
矛盾しているかな。
服を脱ぐことと、裸になることは必ずしもイコールではないという事です。
裸を撮ることと、ヌードの撮影とは、
違います。
私はそう思っています。
裸になって、逆に恥ずかしさからか、
体が固まってしまうお客様も実際いらっしゃいます。
無理しないでほしい。
心が許せるまで、ゆっくりと時間をかけて
ご自身の心と向き合っていただきたい。
そう思っています。
□写真家 幸野朱里
名古屋を拠点に、女性ヌード撮影を行っています。
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